朝サウナは何セット入るのがおすすめ?朝サウナの正しい入り方
2024年3月28日
サウナ愛好家を中心に近年ブームとなっている朝サウナですが、普段昼間や夜にしか行かない方の中には、「早起きしてまで朝サウナに入るメリットって何?」「朝からサウナに入ったら疲れてしまうのでは?」といった疑問をお持ちの方もいるでしょう。
確かに、朝サウナに入るには早起きが必要ですし、入り方によっては昼間眠くなってしまう可能性もあります。
しかし、正しい入り方とセット数で入れば、朝サウナには早起きの苦労を忘れるくらいたくさんの効果を得られます。
そこで今回は、早起きしてでも行きたい朝サウナの効果や、正しい入り方とセット数、さらに朝サウナのために早起きするコツをご紹介していきます。
朝サウナに興味はあるけれどまだ試せていないという方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
朝サウナの主な効果
まずは、朝サウナの効果をまだ知らない方のために、たくさんある効果の中でも代表的なものをご紹介していきます。
眠気が消えて頭がスッキリする
起床直後は副交感神経が優位になっていることから、目覚めてもしばらくは頭がぼっーっとしてすぐに動けないという方も多いでしょう。
そんな時こそ、朝サウナに入って全身を温め、程良く自律神経を刺激するのがおすすめです。
脳と体が、お休みモードの副交感神経から活動モードである交感神経へと自然に切り替えられるため、眠気が消えて頭がスッキリし、気持ちよく1日をスタートさせることができるのです。
疲労感を解消できる
ぐっすり寝たはずなのに疲れが取れないという方も、朝サウナに入ると全身の血行が良くなるため、肩や腰のコリがほぐれて疲労感の解消につながります。
また、サウナの熱さによって他のことを考える余裕がなくなり、強制的に脳の思考がストップされることから、体の疲れだけでなく脳疲労の回復にも効果的と言われています。
短時間で体と脳の疲労を一気に回復できる朝サウナは、寝ても疲れが取れずイライラしてしまうという方にとって、非常に効率的なリフレッシュ方法と言えるでしょう。
日中のパフォーマンスが上がる
朝サウナに入って眠気を吹き飛ばし、体と脳の疲れも解消すれば、日中のパフォーマンスも向上します。
また、脳は寝ている間に1日の記憶を整理しており、朝起きた時には脳がクリアな状態になっているため、朝は創造性を発揮しやすいとされています。
朝サウナに入っている時間を利用して、1日のスケジュールや新しいアイディアを考えれば、仕事の効率や生産性がぐんと上がることも期待できるのです。
顔の印象が良くなる
サウナに入ると血流が良くなり新陳代謝が促進するため、むくみがとれて肌の調子も整います。
大事なプレゼンや商談で相手に好印象を与えたい時には、朝サウナに入ってむくみを解消し、肌のコンディションを整えてから挑むのもおすすめです。
休日でも大事な予定がある日には少し早起きして、ぜひ一度朝サウナを試してみてはいかがでしょうか?
朝サウナはどのように何セット入るのが正解?
朝サウナには上記のような効果がありますが、入り方を間違えてしまうと、反対に疲れてしまったり眠くなってしまったりして、日中のパフォーマンスが低下する恐れがあります。
そこで、朝サウナの効果を存分に得るためにはどのように入るのが正しいのか、また何セット入れば良いのかを解説します。
朝サウナの正しい入り方
サウナ室に5〜6分入る
長時間サウナに入ると体力を消耗して眠くなってしまうため、入浴時間は5〜6分と短めにしましょう。
入浴時間が短いと体が温まらずに汗をかけないという方は、サウナに入る前に温水で体を温めてからなるべく上段に座るようにすると、短時間でも汗をかきやすくなります。
水風呂に30秒以内で入る
水風呂も30秒以内の短時間で入ります。
サウナでは脈拍が通常時の約2倍も上昇すると言われていおり、水風呂には上昇した脈拍を元に戻す役割があります。
また、サウナの後に水風呂に入ることで交感神経が優位な状態を維持できるため、日中のパフォーマンスを上げたいのであれば、さっとでもいいので水風呂に入るようにしましょう。
立ったまま外気浴を行う
外気浴の時に座ると、「ととのう」と呼ばれる状態になります。
せっかくサウナと水風呂によって交換神経が優位に切り替わったのに、ここで「ととのう」と、また起きた時と同じ副交感神経が優位の状態に戻って眠くなってしまいます。
サウナの後に何も予定がなければ問題ありませんが、これから仕事という場合は逆効果になるため、ととのわないように水風呂から出た後は立ったまま外気浴を行います。
また、朝は特に体の水分が不足気味なので、外気浴中は水分補給も忘れずに行うようにしてください。
朝サウナは1〜2セットが目安!
朝サウナは、上記の流れを1セットまたは2セットを目安に行います。
それ以上行うと、体が疲れる上に時間もかかり、仕事や次の予定のための準備時間がなくなってしまいます。
朝サウナの目的は、眠気や疲労を解消し、日中のパフォーマンスを上げることです。
そのためには、上記で紹介した手順を1セットで終了するか、物足りなくても2セットまでにとどめるようにしましょう。
朝サウナのために早起きするコツ
朝サウナは、入浴も休憩も短めにするのがポイントですが、それでも仕事前などに行く場合は普段よりも早起きする必要があります。
そこで、朝サウナに行きたいけれど早起きは苦手という方のために、早起きのコツをいくつかご紹介します。
寝室に朝日が差し込むようにする
朝日には、セロトニンという目覚めを促すホルモンを分泌させる力があります。
そのため、寝る時に寝室のカーテンを少し開けておき、朝日が差し込むようにすると、体に負担をかけることなく自然に起きられるようになります。
寝る3時間前までに食事を済ませる
食事から就寝までの時間が短いと、寝ている間も消化活動が行われるため、脳と体が休まらずに朝起きても疲れが残ってしまいます。
脳と体をしっかりと休めてスッキリと目覚めるためにも、食事は寝る3時間前までに済ませるのが良いとされています。
就寝前にスマホやタブレットを見ない
スマホやタブレットから発せられる光には、メラトニンの分泌を抑える作用があるので、寝る前にスマホやタブレットを見ることは控えます。
少なくとも寝る2時間前には使用を中止し、寝床から手の届かない位置においておきましょう。
夜サウナで睡眠の質を向上させる
どうしても早起きできないという方は、先に夜サウナを習慣にするのも一つの手です。
サウナは、入り方によって得られる効果が異なります。
朝が苦手でも、まずは夜サウナを習慣にして質の良い睡眠が取れるようになれば、朝もすっきりと目覚められるようになるでしょう。
朝サウナには、眠気や疲労を解消したり、日中のパフォーマンスを上げたり、顔の印象を良くしたりといった様々な効果があります。
ただし、その効果を十分得るためにはサウナや水風呂、外気浴の時間を短めにして、セット数も1セット〜2セットまでを目安にするのがポイントです。
朝サウナに興味はあるけれど時間がないという方もいますが、この記事でご紹介した方法で入れば、1セット10分程度で終わります。
早起きのコツも参考に、いつもより少しだけ早く起きて、朝サウナ一度を利用してみれば、きっとその魅力に気づくことでしょう。