サウナで息苦しさを感じる理由とは

2025年9月18日

サウナ 息苦しさ 理由

サウナの高温空間で息苦しさを覚えてしまい、「なぜこんなに苦しくなってしまうのだろう…」と戸惑う方は少なくありません。息苦しさがあるとサウナを十分に楽しめず、ゆったりとした癒しを味わう機会を逃してしまいがちです。
そこで本記事では、サウナ初心者の方も含めて多くの方が気になる息苦しさの原因や対処法を丁寧にお伝えしていきます。さらにプロラボサウナならではのポイントもご紹介しながら、息苦しさをやわらげるコツをしっかりと学び、より充実したサウナライフを送るためのヒントをお伝えいたします。

サウナで息苦しさを感じる主な原因

サウナ 息苦しさ
ここでは、なぜサウナで息苦しさを感じるのか、その代表的な要因について説明します。サウナの温度や湿度、空気の性質などを理解すると、自身に合ったサウナの選び方や入り方が見えてくるようになります。

空気中の酸素量の低下と息苦しさ

サウナ室は、高温環境が維持されるために空気が膨張しやすくなり、その一方で空気中の酸素濃度が下がることがあります。例えば日本のドライサウナは室温が90℃前後に設定されることが多く、このような高温下では空気が薄くなっている状態と似た環境になりやすいのです。空気中の酸素量が減ると、呼吸をしても十分に酸素を取り込みづらくなるため、息が詰まるような感覚を覚えることがあります。
また、高温によって心拍が上がりやすいことも、息苦しさに拍車をかける一因です。身体が急に熱を帯びると、より多くの酸素を必要とするため、結果として呼吸が乱れやすくなるのです。こうした酸素不足と体温上昇のダブルパンチによって「深呼吸ができない」「胸が締め付けられるような気がする」といった状況が起こり、サウナの初心者は特に戸惑いやすくなります。

ただし、息苦しさの感じ方には個人差があり、同じ室温でもまったく問題を感じない人もいれば、数分で外に出たくなるほど息苦しさを感じる人もいます。最適な状況は人それぞれですので、無理をせずに自分に合った環境でサウナを楽しむことが大切です。サウナに入る際は、落ち着いて呼吸を整えながら、心身の状態と相談してみることをおすすめします。

高温と乾燥による呼吸のしづらさ

ドライサウナを中心に、温度が非常に高い空間の多くは乾燥度合いも増しやすい傾向があります。乾いた熱気は、口や鼻の粘膜に刺激を与え、強い渇きを感じさせるばかりか、呼吸そのものをしづらいと感じさせる要因のひとつです。
特に口呼吸が多い方はサウナで喉がヒリヒリしやすく、鼻呼吸へ切り替えようとしても、熱気が鼻の粘膜に触れることで違和感が続きやすくなります。この状態では深い呼吸が難しくなり、結果として息苦しさを感じやすくなります。いわゆる「呼吸の入り口」に熱と乾燥が集中するため、普段は気にしない些細な刺激にも敏感になってしまうのです。

また、高温かつ乾燥した環境では汗が蒸発しやすく、体内の水分が失われやすい状況になります。水分不足も体調を乱すきっかけになる場合がありますので、サウナ前後はもちろん、サウナ中にこまめな水分補給を心がけることで、息苦しさだけでなく全般的な快適度を保ちやすくなるでしょう

サウナでの息苦しさをやわらげる対処法

対処法
ここからは、実際にサウナ室で息苦しさを感じたときにどのような工夫ができるか、具体的な方法をお伝えします。一つひとつを試しながら、ご自身に合ったスタイルを見つけてみましょう。

サウナ用マスクや濡れタオルを口に当てる

サウナの熱気は想像以上に強く、喉や鼻に直接熱風をあてることで強い刺激を受ける方が多いです。そこでおすすめなのが、サウナ用マスクや濡れタオルを口元にあてる方法です。熱気がダイレクトに喉や鼻に触れないようにすることで、空気の温度を少しでも下げ、呼吸がしやすい状態に近づけます。
特に喉が敏感な方は、タオルを適度な湿り気で保つよう時々水を含ませ、乾燥する前に交換するなど注意しましょう。濡れタオルの冷やし過ぎを防ぐよう、適度な温度をキープする小まめな工夫も有効です。こうした小さな対処を取り入れれば、息苦しさの原因である「乾燥による刺激」をやわらげることができます。

水を口に含んでから入室する

乾燥したサウナ室で喉の渇きを感じやすい方は、水を口に含んでから入るという方法がおすすめです。直接口の中を潤すことで、乾燥した空気が入ってきても喉がピリピリしにくくなる可能性があります。氷を提供している施設があれば、それを上手に活用するのも良いでしょう。

POINT

ただし、水を含んだからといって長時間サウナにいるのは避け、しっかりと様子をみながら短時間でこまめに外気浴や水分補給を挟むことが重要です。口に含む水も、あまり冷たすぎるものばかりだと胃腸への刺激が強くなる可能性があるので、適切な温度のお水を選ぶと安心です。サウナ前にも十分な水分をとり、身体全体の水分量を保っておきましょう。

呼吸法の工夫を意識する

高温環境の中で呼吸をする際は、どうしても息が荒れがちになります。そこで取り入れたいのが、「ボックス呼吸法」などのゆったりした呼吸トレーニングです。具体的には、鼻から深く吸って数秒止め、ゆっくり口から吐き切る流れを繰り返します。

このとき、背筋を伸ばしすぎない程度に姿勢を正し、肩の力を抜くことが大切です。焦って息を吸い急ぐと逆に苦しく感じることがありますので、「吸う・止める・吐く」をそれぞれ同じくらいの時間で行うイメージを持ってみましょう。サウナ室内で意識的に深い呼吸を実践すれば、酸素を取りこみやすくなり、気持ちも落ち着きやすくなります。

サウナ室では入り口付近の下段を選ぶ

サウナは上段ほど高温になりやすいため、初めての方や熱さが苦手な方には下段を選ぶことを推奨します。特に入り口付近は温度が比較的低めで、循環する空気が少々冷たく感じられることもあり、息苦しさが出にくい傾向があります。

また、座る位置を低めにすることで、頭部への熱の伝わり方も緩やかになります。頭が急に熱せられるとのぼせを感じやすくなり、呼吸も乱れがちです。高さや場所にゆとりがあるなら、自分が落ち着いていられる位置を選んでみてください。何度か試して、自分に合ったポジションを見つけることで、余裕をもってサウナの時間を過ごせます。

サウナハットや濡れたタオルで頭を覆う

のぼせ予防には、頭を熱から守ることが非常に重要です。サウナハットをかぶる、もしくは濡れたタオルを頭にのせるだけで、熱のダメージを和らげやすくなります。特に、髪への乾燥ダメージや頭皮の疲れが気になる方にもおすすめの方法です。
濡れタオルは先ほどもご紹介したように口元のケアにも使えるため、替え用を数枚用意しておくと便利でしょう。タオル全体が徐々に温まってきたら、もう一度水に浸して温度を調整するなどをすると、快適に過ごせる時間が伸びやすくなります。

湿度の高いサウナを選ぶ

ドライサウナが厳しいと感じる方は、ミストサウナやスチームサウナのように湿度が高く、比較的中温帯のサウナを選ぶのも一つの手段です。高温・乾燥に比べると呼吸が楽に感じられることが多く、初めのうちは特に負担を減らせます。
また、フィンランド式のサウナや遠赤外線サウナも呼吸の面を考慮して設計されているものが多いです。あまり息苦しさを感じずにいられる場所を見つけることで、サウナによる癒しや気分転換を積極的に取り入れやすくなるはずです。

プロラボサウナの特徴と息苦しさへのケア

ここではプロラボサウナならではのスマートなサウナ体験に注目してみましょう。息苦しさを軽減しながら、より充実した癒しの時間を楽しむためのポイントをご紹介します。

マグマ式溶岩サウナがもたらす心地よさ

富士山の天然溶岩プレート プロラボサウナ
プロラボサウナでは、富士山の天然溶岩プレートを用いた「マグマ式溶岩サウナ」を採用しています。この溶岩プレートには遠赤外線が含まれており、身体を表面だけでなく内側からも包み込むように元気にすることが期待されるのが特徴です。
一般的なドライサウナとは異なり、強い熱風にさらされるというよりも、じんわりと身体全体が温感に包まれるような感覚を得やすいのがポイントです。強い熱気で呼吸が苦しくなる方や、乾燥に弱い方でも、比較的やわらかな環境で汗をかけるといわれています。また、この遠赤外線の働きによって髪や肌への負担が軽減しやすいことも嬉しい点です。

POINT

さらに、溶岩プレートから伝わる熱は身体の芯をゆっくりと暖かくし、息苦しさを感じる原因となる急激な温度上昇を抑えやすいともされています。そのため、サウナ中に苦しさを感じるリスクを抑えながら、心ゆくまで一人の時間にひたれるのが魅力です。これまでドライサウナで息切れしがちだった方も、新しいサウナ体験として試してみる価値があるかもしれません。

湿度と温度のバランスがとれた空間

プロラボサウナ
プロラボサウナでは湿度を60〜70%前後、中温帯ほどに維持することで、乾燥しすぎの息苦しさを緩和しやすくしています。高温だけの環境でなく、適度にうるおいを感じられる空間に整えることで、喉や鼻への刺激が抑えられやすくなるのです。
ある程度の湿度があると、汗が蒸発しにくくなり、身体の表面を適度に保湿しながら時間を過ごせます。ドライサウナほど強い刺激がなくても、しっかりとコンディションを整えるサウナタイムを楽しめるので、「サウナは好きだけれど、息苦しさがどうしても気になる」という方には特に利用しやすい環境だといえるでしょう。

完全個室で自分のペースを守りやすい

プロラボサウナ
プロラボサウナが提供する完全個室のプライベートサウナは、人目を気にせず自分のペースで過ごせるのが大きな特徴です。サウナに入る時間や温度セッティング、水やタオルの使い方なども含めて、ご自身の体調や好みに合わせて調整しやすくなります。
他の利用者が多いサウナでは、込み合った空間でマイペースを保つのが難しいこともあるかもしれません。周囲の動きが気になり集中しづらい場合、呼吸を整えるのも一苦労です。その点、完全個室なら時間や動作のコントロールがしやすく、息苦しさを感じる前に少しドアを開けて空気を入れ替えるなど、柔軟な対応ができます。

高濃度水素吸入器や医療用フットマッサージ機などのサービス

プロラボサウナ 高濃度水素吸引器
プロラボサウナでは、サウナ以外にも健康と美容を意識した多彩なサービスを展開しています。例えば、高濃度水素吸入器を利用すれば、サウナ後のタイミングでさまざまなケアに取り組みつつ、ゆっくりと休息の時間を満喫できます。
また、医療用フットマッサージ機などの設備が整っていることも特徴的です。サウナで体をほぐした後にフットマッサージで足先をケアすると、より落ち着いた状態で日常のステップにも移りやすくなります。一連のメニューを自分に合わせて自由に組み合わせられるので、サウナだけでなくトータルでの充実度が高めやすいのではないでしょうか。

まとめ

サウナでの息苦しさを感じる理由から、具体的な対策法、そしてプロラボサウナの特徴までをお伝えしてきました。息苦しさはサウナの種類や入り方によって大きく変わるため、少しの工夫で快適度がぐんと高まります。

  • サウナで感じる息苦しさは「空気中の酸素量の低下」と「熱気・乾燥」に起因
  • 対策として、サウナ用マスクや濡れタオルの活用、水分補給、呼吸法の工夫などを実践
  • プロラボサウナではマグマ式溶岩サウナや適度な湿度など、息苦しさをやわらげる工夫が満載
  • 完全個室で自分のペースを守りやすく、さまざまなサービスで癒しを充実させやすい

上記のポイントを踏まえてサウナに入り、自分のペースで癒しの時間を上手に取り入れてみましょう。より気になった方はプロラボサウナの利用も視野に入れつつ、サウナでの時間をさらに楽しんでみてはいかがでしょうか。