サウナは週何回がベスト?毎日入るリスクについても解説

2024年8月8日

サウナ 週何回

年に数回、サウナに入る程度ではサウナの良い効果は得られません。
血行促進やストレス解消などサウナの効果を最大限に発揮したいのであれば、定期的に入浴することが大切です。

定期的に入浴をするとなると、週何回がベストなのか知りたい方もいるでしょう。
今回は、適切なサウナの入浴頻度や毎日入ることのリスクについてご紹介するので、サウナに入る頻度を考える時の参考にしてください。

サウナは週何回がベスト?

サウナは週何回入らなければならないという決まりはありません。
しかし、定期的に入ることで、健康や美容、ストレス解消の効果を得られます。
では、どのくらいの頻度で入るのがベストなのか解説します。

健康効果を期待するなら毎日入るのが良いとされている

サウナに入る理由が健康効果を得たいためであれば、毎日入った方が良いと言われています。

イギリスのブリストル大学の研究によれば、サウナによって脳卒中のリスクが低下することが明らかになっています。
研究結果をまとめた論文では、週1回のサウナ浴をする人と比べて、週2〜3回は14%、4〜7回の人は61%も脳卒中のリスクが減少したと記載されていました。

このことから、サウナの入浴頻度が多いほど健康効果を得られやすいと言えるでしょう。

利用しやすいのは週1〜2回程度

入浴頻度が多いほど良いとは言え、金銭面や時間などの都合で毎日サウナを利用するのは難しいという人もいるでしょう。

お風呂に関する企画や製造・販売を手掛けるバスリエ株式会社が行ったサウナの利用頻度の調査によると、最も多い回答は「月に数回程度」でした。
その次に多いのは、「週1〜2回程度」という回答になっています。

また、日本サウナスパ協会では、最適な入浴頻度として「週2回」を推奨しています。
サウナに毎日入りたいと思っていても、現実的に考えると週1〜2回が入りやすい頻度と言えるでしょう。

毎日サウナに入ることによるリスク

入浴頻度が多いほど健康効果に期待できるサウナですが、毎日入ることには体に負担がかかってしまうことも理解しておく必要があります。
具体的にどのようなリスクがあるのかチェックしておきましょう。

脱水症状のリスクが高まる

脱水

高温のサウナは数分〜数十分の入浴であっても、大量の汗をかきます。

サウナ1回あたりにかく汗の量の平均は、300〜400ml程度です。
また、基本的にサウナ→水風呂→外気浴のセットを何回も繰り返すのが基本であるため、上がった頃にはかなりの水分が失われた状態になります。

サウナに入る時はこまめに水分補給を取ることが大切ですが、これを毎日繰り返していると体内の水分が不足し、脱水症状のリスクを高めてしまうでしょう。
サウナに入る頻度を多くしたい人は、サウナの時だけではなく、日常生活でもまめに水分を取ることを意識して、脱水症状のリスクを下げることが大切です。

肌や髪が傷みやすくなる

髪 傷み

汗をかくことで体内の水分が減ると、肌や髪が乾燥し、傷みやすくなってしまいます。
すぐに影響が出るわけではありませんが、ジワジワと傷みが進行していくので、気付いたら肌や髪の状態が悪いということになっているかもしれません。

サウナの入浴頻度の多さに関係なく、入る時はサウナハットやタオルで頭部をカバーし、熱から髪の毛を守ることを心がけましょう。
また、水分補給や入浴後に保湿ケアに徹底することも肌の傷みを防ぐポイントです。

疲労が溜まりやすくなる

疲労

サウナは短期間で温浴と水風呂を繰り返すため、少なからず体に負担がかかってしまいます。
他にも、一気に汗をかいて水分が失われることも疲労感が強くなる要因とされています。

そのため、サウナは気分をリフレッシュできる反面、体は疲労してしまうことを理解しておく必要があります。
サウナの頻度が多いと入浴後の疲労が溜まりやすくなる可能性があるので、間隔を空けて入った方が良いと言えるでしょう。

サウナの頻度は慣れ具合で判断するのがおすすめ

サウナの最適な頻度は週1〜2回と言われていますが、慣れ具合から自分に合った頻度を決めるのが良いでしょう。
サウナは入浴回数を重ねるごとに体が暑さに慣れてくるため、最適な頻度も変わってくると考えられます。
ここで、サウナの慣れ具合に応じたおすすめの入浴頻度をご紹介します。

サウナ初心者は週1回

サウナ初心者は暑さに慣れていないため、週1回の頻度でスタートするのがおすすめです。
2〜3ヶ月は週1回の頻度で入って体を慣らしていき、様子を見ながら回数を増やしてみてください。

サウナ中級者は週2〜3回

サウナに慣れ始めた中級者は、週2〜3回がおすすめです。
1〜2ヶ月は週2〜3回の頻度で様子を見ながら、必要であれば頻度を少しずつ増やしましょう。

サウナ上級者は毎日でもOK

完全にサウナに慣れている上級者は、毎日入っても問題ないと言えます。
ただし、上記で述べたとおりサウナは体にそれなりの負担がかかるので、水分補給や保湿など自己管理を徹底するようにしましょう。

体調や健康状態にも考慮することが大切

ポイント

サウナは入浴頻度だけではなく、その日の体調や健康状態も考慮して入ることが大切です。
どんなに慣れている人でも体調や健康状態が悪い状態でサウナに入るのは危険なので、入浴頻度をコントロールしましょう。

ストレスが溜まっている時は週2〜3回に留める

サウナには自律神経を整える働きがあるので、ストレス緩和に期待できます。
しかし、入浴頻度が多くなることで疲労が溜まると、逆にストレスが大きくなってしまうでしょう。

ストレスが溜まっている時は、多くても週2〜3回に留めておくのが無難です。

体力に自信がない人は週1〜2回に留める

体力に自信がなかったり、ハードワークが多く疲れやすかったりする人は週1〜2回がおすすめです。

サウナに入るだけでも疲労するため、もともと疲れやすい人、すでに疲れている状態で入ると疲労の蓄積につながる可能性があります。
それによって、健康状態や日常生活に影響が出ては本末転倒となるため、入浴頻度を抑えた方が良いと言えます。

持病持ちや高齢者は週1〜2回に留める

持病を持っている人や高齢の方も週1〜2回が無難です。
サウナによって体に与える負担が大きくなると、健康状態に悪影響が出る可能性があります。

持病の状態やその日の健康状態によっては、サウナの入浴自体を控えなければなりません。
持病がない人でも体調が悪いと感じた時は、健康への影響を考えてサウナを控えましょう。

自分だけのサウナタイムを楽しむならザ・プロラボサウナ

プライベートサウナ プロラボサウナ

ゆっくりと自分だけのサウナタイムを満喫したいのであれば、麻布十番にあるザ・プロラボサウナがおすすめです。

完全会員制のサウナ施設となっており、ラグジュアリーな空間の完全個室でのんびりとサウナに入ることができます。
完全プライベート空間となっているので、一人ではもちろん、男女カップルや友達同士などと一緒にサウナに入ることも可能です。

POINT

ザ・プロラボサウナは、富士山溶岩プレートを使ったマグマ式サウナを採用しているのが特徴です。
室温65〜70℃、湿度60〜70%と比較的温度が低く、息苦しさを感じない空間でリラックスしながら温浴を楽しめます。
高温のサウナは苦手という方も気持ちよく入浴できるので、ぜひ利用を検討してみてください。

プロラボサウナ カップル

今回はサウナのベストな入浴頻度についてご紹介しました。
サウナは入りたい時に入っても良いのですが、定期的に入る習慣をつけることで、サウナの恩恵を受けやすくなります。

特に頻度に決まりはありませんが、体への負担を考えて、自分に合った頻度で利用しましょう。
毎日入るのは難しくても、週1〜2回程度を目安にサウナを楽しんでみてはいかがでしょうか。