サウナにデトックス効果はある?サウナの健康効果を検証

2023年10月17日

デトックス サウナ

少し前まではサウナによるデトックス効果が持ち上げられていましたが、最近はその効果を疑う記事も散見されるようになりました。
それは、汗をかくこととデトックスがイコールではないからです。
しかし、サウナにデトックス効果が全くないという根拠もないため、本当のところが知りたい方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、そもそもデトックスとは何かというところから、サウナとデトックスの本当の関係までを解説していきます。
サウナとデトックスの関係に疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもデトックスとは?

まずは、デトックスとは何を意味するのか、体に蓄積する毒素にはどんなものがあるのかを見ていきましょう。

デトックス

デトックスの意味

デトックスとは、英語のdetoxificationの略で、体内に蓄積した有害な毒素を排出させることを指します。

人の体内では毎日、老廃物質が作られいます。
また、対外からも化学物質や環境ホルモンといった様々な有害物質が入りこんでいるのです。
そして、体内に入った有害物質の多くは、肝臓で解毒・無毒化され、胆汁になって便または血液から尿として排出されます。
また、微量ですが汗や爪、髪の毛からも有害物質が排出されています。

ただし、その人の体質や年齢、生活習慣などによって、その排出力には差があります。
加齢や生活主観の乱れなどによって低下した排出機能を、元の状態かそれ以上に上げるための活動を「デトックス」というのです。

毒素の種類

体に溜まる毒素には、体内で作られるものと、食事や呼吸などによって体外から運ばれるものがあります。

体外から運び込まれる毒素は、排気ガスやたばこの煙、缶詰や鍋に使用されているアルミニウム、残留農薬、大型の魚に含まれる有機水銀などといった様々な化学物質や有害ミネラルです。
体内では、腸内細菌が腐敗することで生じるアンモニアや硫化水素などの有毒ガスや発がん物質、各臓器の代謝活動において活性酸素、毒性を持つ代謝物などが毎日発生しています。

抗酸化機能や解毒機能が正常に働いていれば、これらの毒素は無毒化されますが機能が低下すると体にダメージが出てきます。
毒素を完全に取り除くことはできないため、食事や生活習慣を改善するなど、日頃からデトックスを意識することが重要です。

サウナとデトックスの関係

サウナに入ると汗をたくさんかくから、デトックスにつながるのだろうと思っている方も多いですが、実は汗から排出される毒素はごく微量です。
そのため、サウナに入ってもデトックスにはならないという意見が挙がるのです。

しかし、サウナには汗をかく以外にも様々な作用があり、他の作用についても検証してみなければ、サウナによるデトックス効果を完全に否定することはできません。

そこで、数あるサウナ作用の中でも主な、体を温める、ストレスが軽減する、良質な睡眠につながるという3点から、デトックスへの影響力を検証していきます。

体を温める

デトックスで毒素の排出を促すためには、腸内環境を整えることが欠かせません。
腸内環境が悪くなると代謝が落ちて、便秘や肌荒れを引き起こしたり、太りやすくなったりします
さらに、生活習慣病を発症するリスクも高まります。

腸の働きを低下させる原因のひとつが、体の冷えです。
腸を温めるには、冷たい飲食物を控えて体を温める食品を摂ったり、適度な運動を取り入れたりするだけではなく、サウナなどで外側から温めることも重要です。

汗 サウナ

サウナに入ると体温が上昇し、次第に全身の血管が拡張することで血行が良くなり、栄養や酸素がすみずみまで行き渡るようになります。
その結果、消化器官や周りの筋肉の働きが活発になって、便秘解消につながります。
ただし、水分不足で脱水状態になると、便通が悪くなり逆効果となってしまうため、サウナ前とサウナ後は300〜500mlを目安にしっかりと水分補給をしましょう。

ストレスが軽減する

デトックスをする上で重要な腸内環境に悪影響を及ぼすものとして、ストレスも挙げられます。
緊張やストレスを感じた時に、お腹の調子が悪くなった経験を持つ方も多いでしょう。
その原因は、脳と腸が密接に関係していることにあります。

腸は第2の脳とも言われている通り、脳と腸は神経などを介して情報の伝達や交換を行っています。
そのため、脳が過度のストレスにさらされると、その情報を腸が受け取って、腹痛や便秘、下痢などの不調が表れるのです。

腸

サウナには、ストレスを軽減してくれる精神作用が期待できます。
高温のサウナ室に一定時間入ると、熱で全身の皮膚が刺激されて、中枢神経の興奮が高まります。
すると、身体機能の調整がスムーズにいくようになり、ストレスが軽減するとされています。

良質な睡眠につながる

睡眠中は、腸などの内蔵も休息をとっています。
睡眠の質が下がると内蔵が十分休めず、デトックスに重要な機能が低下してしまいます。
良質な睡眠には入浴が効果的といわれていますが、サウナを合わせることで、さらに睡眠の質が向上するといったデータがあります。

低温のサウナにじっくり入ること、サウナに入った2時間後に就寝することを心掛けると、皮膚温度と深部温度の調整が上手くいき、より深い睡眠が得られます。
また、サウナのなかでも遠赤外線サウナは、特に睡眠への効果が期待されています。
遠赤外線は、効率的に体を温めることができ、メラトニンという睡眠ホルモンを多く分泌するとされているからです。

POINT

サウナは、汗をかくからデトックスになるのではなく、体が温まったりストレスが緩和したり、睡眠の質が上がったりすることで、腸内環境が整ってスムーズな毒素の排出につながるのでしょう。

遠赤外線を使用したプロラボサウナは、デトックスに最適!

体に溜まった毒素をスムーズに排出するには、腸内環境を整えて便通を改善することが最も重要です。
上記で紹介したようにサウナは、腸内環境を整えるのに良い効果をもたらします。
なかでも、デトックスに最適のサウナ施設が、線赤外線溶岩サウナを採用している「ザ・プロラボサウナ」です。

プロラボサウナ

サウナに入って体を温めることで、腸をはじめとする内蔵の働きを活発にできますが、体の表面だけでなく芯まで温めるには、一定時間サウナに入り続ける必要があります。
ところが、一般的なドライサウナでは、高温にもかかわらず、体の深部まで温熱が伝わりにくく、内臓まで温めるには時間がかかってしまいます。

そこで、今注目されているのが遠赤外線を使用したサウナです。
遠赤外線には、物質を効率よく温める性質があり、サウナの熱源として使用すれば、室内だけでなく人の体に直接熱を届けることができます。
都内でも遠赤外線サウナを採用している施設は多くあります。

数あるサウナの中でプロラボサウナは、国際特許技術の富士山天然溶岩プレートを採用し、床面から遠赤外線と共に蒸気とマイナスイオンを発生させているのが特徴です。
暑苦しさや息苦しさを感じにくく、皮膚への刺激も少ないので、長時間ゆったり入れて、遠赤外線で深部まで効率よく温熱が伝わります。

プロラボサウナ ストレス解消

また、プロラボサウナの会員になって3時間以上のプランを利用すると、特典としてインナービューティ事業のパイオニア「エステプロラボ」がプロデュースする酵素ドリンクを試飲できます。
遠赤外線サウナに入って腸の動きが活発になったところで、酵素ドリンクを摂取すれば、さらなるデトックスが期待できます。

今回は、サウナとデトックスの本当の関係性について解説しました。
デトックスとは、食べ物や生活習慣によって体に溜まった毒素を、体外に排出させることをいいます。
また、毒素の主な排出ルートは便や尿であり、汗で排出される毒素の量は微量です。
そのため、サウナで汗をたくさんかいても、デトックスにはならないといわれています。

しかし、サウナの体を温める、ストレスを軽減する、睡眠の質を上げるといった作用は、腸内環境の改善に大きく貢献し毒素のスムーズな排出に役立つといえるでしょう。
デトックスに興味のある方は、食事や生活習慣の見直し、適度な運動などとともに、ぜひサウナを取り入れてみてください。