サウナが睡眠の質を高めてくれる理由 〜睡眠に効果的なサウナの種類
2023年6月9日
サウナは睡眠に良いと言われることが多いですが、本当なのか気になっている方も多いでしょう。
最近では、眠る前のルーティーンとしてサウナを利用する人も増えているほど、睡眠前のサウナは人気です。
今回は、サウナが睡眠の質を高めてくれる理由やさらに良質な睡眠をとるためのポイントなどについてご紹介します。
睡眠に良いサウナの種類を知りたい方も、ぜひ最後までご覧ください。
Contents
サウナが睡眠に良いと言われる理由
まずは、サウナが睡眠に良いとされている理由について解説していきましょう。
リラックス効果がある
サウナにリラックス効果があるのは知られていますが、リラックス効果は良質な睡眠をとるためにも効果的だと言われています。
サウナによって体が温まると血行が促進され、筋肉などの緊張に作用して体全体がほぐれていくような感覚になります。
首や肩はもちろん、顔などの緊張もほぐれていくため、接客業や人との関わりが多い仕事をしている人にはピッタリのリラックス方法です。
リラックス効果は、サウナに欠かせない水風呂でも得られます。
ランナーズ・ハイが起こる時に分泌されることで知られる脳内ホルモン「β-エンドルフィン」は、サウナ後の水風呂でも多く分泌されます。
β-エンドルフィンは、脳内のモルヒネと言われるほど影響力の高いホルモンです。
夜寝る前にサウナに入りβ-エンドルフィンを多く分泌させることで、落ち込んだ気分を元に戻したり、体の痛みを和らげたりできます。
その結果、良い気分で眠りにつくことができ、良質な睡眠が期待できるのです。
体温リズムをコントロールできる
サウナには、体内時計をコントロールする力があります。
最も高いとされているのが18〜20時で、時間が経つにつれて段々と体温が下がっていきます。
眠気は体温が下がることによって生まれるため、眠る前にサウナに入ることは良質な睡眠につながるのです。
とはいえ「体温リズムを狂わせるのは良くないのでは?」と考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、サウナで体を温めると自然に血管が開き、熱が放出されやすくなる状態に変化していきます。
最終的には体温が下がるという仕組みになっているため、体への負担はほとんどないと考えて良いでしょう。
適度な疲れを感じられる
睡眠のために必要な物質は日中の活動量に左右されがちであるため、適度な疲労が欠かせません。
サウナは体温を上げることによって心拍数の上昇が起こるため、体に残ったエネルギーを消費してくれます。
日中に得られなかった睡眠物質をサウナで補うことによって、良質な睡眠につながるのです。
ここで注意したいのが、水分不足による疲れです。
サウナに入ると多くの汗をかくため水分不足の状態に陥りやすくなり、体の疲れを感じやすくなります。
水分不足による体の疲れは、健康的にも良くありません。
良質な睡眠を求めてサウナに入る場合は、定期的な水分補給はもちろん、自分の体調を見ながら行うようにしましょう。
良質な睡眠のために大切なポイント
サウナは睡眠の質を高めてくれますが、以下のポイントを押さえることによってさらに気持ちの良い睡眠をとることが可能です。
サウナに入るのは眠る1.5〜2時間前
体温が下がる時に眠気が発生するため、サウナに入るのは睡眠に入る1.5〜2時間前くらいがベストと言われています。
眠気が発生するのは深部体温が低下した時であるため、サウナ後すぐに眠った方が良いというわけではありません。
また、眠る前のサウナの場合は、夕食をとってしばらく時間を空けてからにしましょう。
食事をとってすぐにサウナに入ってしまうと消化不良を起こす危険性が高まり、健康上良くないとされています。
1時間も空けられないという場合は、食事の前にサウナに入っても問題ありません。
しかし、サウナ後は代謝が上がっている状態で吸収率も高くなっているため、ダイエットには不向きです。
なるべく時間を空けるか、野菜などのヘルシーなものを中心とした食事をとるなど、工夫をしましょう。
入る前の水分補給は必須
どのタイミングで入る時も同じですが、サウナに入る前は必ず多くの水分をとるようにしましょう。
飲むタイミングとしては、サウナに入る30分ほど前からこまめに飲むようにするのがおすすめです。
先ほどもご紹介したように、水分不足に陥ってしまうと体が疲れを感じやすくなり、睡眠にも影響してくる可能性があります。
目安としては、300〜500ml程度は最低限飲んでおくと安心です。
水を飲むのが苦手という人は、最近続々と新発売されているサウナドリンクなどを取り入れてみるのもおすすめです。
種類が豊富なので、自分に合ったドリンクを見つけやすいのも魅力の1つとなっています。
6〜12分を目安に
睡眠前のサウナは、いつもと同じくらいかそれよりも少し短めに入るのが良いとされています。
しっかりと発汗を感じ、背中の真ん中が温かくなってきたら水風呂に入ります。
これを3〜4セット行うのが、良質な睡眠をとりたい時にベストだと言われています。
血管を広げて体温を下げやすくするためにも、通常よりもしっかりめにセッションを行いましょう。
ただし、体調が悪くなったり気分が優れなかったりする時は、必ずすぐに中断し、楽な体勢になるようにしてください。
特にサウナ初心者の人は、自分に合ったサウナの入り方を見つけられていないことが多いです。
回数を重ねていくと自分に合ったサウナの入り方が分かってくるため、ゆっくりとなれていくようにしましょう。
睡眠に効果的なサウナの種類
サウナの中には「ドライサウナ」や「スチーム・ミストサウナ」、「フィンランド式サウナ」など、種類がたくさんあります。
銭湯などに設置されているのはドライサウナで、湿度が低めに設定されているのが特徴です。
ドライサウナに比べて温度が低いスチーム・ミストサウナは、温度が低い分湿度が高いため、熱さの体感はあまり変わらないこともあります。
フィンランド式サウナは、ドライサウナとスチーム・ミストサウナの中間に位置づけられると言えます。
アロマ水などの蒸気を楽しむ「ロウリュ」は、フィンランド式サウナならではのポイントです。
どのタイプのサウナでもしっかりと体を温めて汗を流し、水風呂で冷ますという流れを繰り返すことによって、良質な睡眠が期待できます。
最近では、睡眠の質を高めるためには「遠赤外線サウナ」が良いと言われることもあります。
遠赤外線は吸収率が高いため、効率的に体を温めてくれます。
遠赤外線サウナの魅力はそれだけでなく、睡眠ホルモンで有名な「メラトニン」の分泌を高める効果があることも分かっています。
より効率的に睡眠の質を高めたい場合は、遠赤外線サウナを利用してみるのがおすすめです。
遠赤外線サウナならマグマ式がおすすめ
マグマ式遠赤外線サウナは、プロラボサウナオリジナルのサウナです。
暑苦しさや息苦しさが軽減されるのもマグマ式遠赤外線サウナの特徴で、長い時間入れるのも魅力の1つです。
睡眠の質を上げるだけでなく、健康や美容の改善にも役立つと言われています。
プロラボサウナは、サウナ自体へのこだわりはもちろん、高濃度水素吸入器の設置やカラオケの利用が可能など、多くのコンテンツが楽しめるのも魅力となっています。
睡眠の質を高めたいという人は、ぜひ利用してみてください。
今回は、なぜサウナは睡眠に良いのか、睡眠の質を高めるためのポイント、睡眠に良いサウナの種類などをご紹介しました。
サウナはリラックス効果があるだけでなく、体温リズムをコントロールしたり、適度な疲労をもたらしたりしてくれます。
うまく眠れない、眠りが浅いとお悩みの人は、ぜひサウナに挑戦してみてください。