疲労回復効果を高めるサウナの正しい入り方

2023年11月21日

サウナ 疲労回復 入り方

健康志向が高まる現代では、男女を問わずサウナがブームとなっています。
サウナには体と心にとって様々な効果が期待できますが、その中でも「疲労回復効果」に注目が集まっています。
しかし、サウナの入り方に気を付けないと、疲労回復どころかかえって疲れが溜まってしまう恐れもあるので注意が必要です。

そこで今回は、疲労回復につながるサウナの入り方や注意点についてご紹介します。
後半では疲労回復におすすめの個室サウナもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

サウナは疲労回復に効果的!

疲労というと体にかかる疲れをイメージする方も多いですが、実際にはストレスによって心が疲弊したり、神経や感覚的に疲労が溜まったりする場合もあります。
サウナでは多岐にわたる疲労に対しても回復効果が期待できます。
ここでは、それぞれの疲労に対して適切なサウナの種類をご紹介しましょう。

サウナ

肉体疲労に効果的なサウナ

激しい運動や仕事を行ったあとは、使用した筋肉に疲れが溜まってしまうものです。
この疲れを回復させたい場合は、高温のサウナを利用してみましょう。

サウナに入る前に入浴しておくと、汗が出やすくなり、一緒に疲労物質も排出されやすくなります。
高温のサウナに入ると最初はだるく感じてしまうかもしれませんが、水分補給をしっかり行いつつサウナ後に30分程度体を休ませると肉体疲労の回復が期待できます。

ストレス解消に効果的なサウナ

体は使っていないもののストレスの影響で疲れを感じている方は、高温のサウナよりぬるめの温度に設定されたサウナに入った方が効果的です。
高温のサウナだとかえって体にストレスがかかってしまい、精神的にリラックスできなくなってしまいます。

温度調整が難しい施設であれば、サウナ室の低い場所に座るようにしましょう。
サウナから出たら足に水を2〜3回かけ、湯冷めしないように体をタオルでくるんだ状態で20〜30分休んでください。

神経疲労に効果的なサウナ

神経系に疲労が蓄積されてしまうと、肩こりや腰痛、まぶたの痙攣など、様々な症状が現れてきます。
神経疲労が出始めた時は、短時間で高温のサウナを利用するのがおすすめです。

高温のサウナに入ると突然入ると鳥肌が出ますが、これが刺激となって神経の調節機能を高めてくれます。
また、交感神経と副交感神経のバランスが整い、外気浴を行うと副交感神経が優位になるため神経も休まり、疲労回復効果が期待できます。

不定愁訴に効果的なサウナ

不定愁訴とは、原因がわからないものの何となく体に不調を感じることを言います。
不定愁訴は原因がわからないため、病院での診断・治療が困難です。
こういった不定愁訴に悩んでいる方も、サウナを取り入れてみましょう。

不定愁訴に悩んでいる方には温冷交代浴がおすすめです。
温冷交代浴ではまずサウナに入ってからシャワーを浴び、水風呂に浸かります。
それからまた暑いサウナに入り、シャワーと水風呂を繰り返すのです。

この方法は生活習慣病にかかっている方には適さないものの、温冷交代浴によって自然治癒力が向上し、不定愁訴の改善が期待できます。

疲労回復につながるサウナの入り方

サウナに入るのであれば、効果的に疲労回復につながる入り方をしたいと思う人もいるでしょう。
疲労回復効果を高めたいのであれば、体を温めるのと冷やすのを繰り返す温冷交代浴がおすすめです。

温冷交代浴を行うことで血行促進力がアップし、疲労物質である乳酸の排出を促せます。
それでは、温冷交代浴のやり方をご紹介しましょう。

1.サウナに入る前に水分をとる

サウナに入ると大量の汗をかくので、事前に水分補給をしておきましょう。
飲む量は300〜500mlが目安です。

水分補給

2.湯舟に浸かって体を温める

いきなりサウナではなく、湯船に入って体を温めておくと発汗効率を高めることができます。
また、汗をかくと体の汚れや皮脂が流れてサウナを汚してしまうので、事前に体を綺麗に洗い流しておきましょう。
サウナに入る前に、しっかり体の水分をタオルで拭き取っておくこともポイントです。

湯船

3.サウナで10〜15分程温まる

サウナに入ったら、10〜15分じっくりと時間をかけて体を温めましょう。
施設によって温度や推奨される時間の目安が異なるので、実際に入る際は時間を調整してください。

サウナ

4.シャワーで汗を流し、水風呂に浸かる

サウナから出たらシャワーで汗を流し、水風呂に1分程浸かります。
水風呂が苦手な人は水シャワーにしておきましょう。

5.5〜10分休憩をとり、体が冷える前にサウナに入る

水風呂で体を引き締めたら、5〜10分程休憩をとって一度クールダウンします。
そして、体が完全に冷えてしまう前に再びサウナに5〜10分程入ります。
水分補給を挟みながら、一連の流れを2〜3セットを繰り返しましょう。

サウナ 休憩

疲れが溜まってしまう入り方に注意!

サウナの入り方を間違えると、逆に疲労感を高めてしまうことがあります。
疲労回復効果を打ち消してしまわないためにも、注意したい入り方をご紹介します。

水分補給をしない

サウナに入る前や途中で水分補給を怠っている人は、すっきりするどころか疲れが溜まってしまう恐れがあります。
特にサウナに入った翌日に疲労感がある人は、このケースに当てはまる可能性が高いです。

POINT

人間の体の大半は水分であるため、水分が不足すると血流が悪くなり、疲労物質の乳酸が排出されず溜まってしまいます。
サウナに入ると約300〜500mlの水分が失われると言われているので、自分が思っている以上にサウナ後は水分が不足している状態です。
そのため、サウナに入る前や途中の休憩中に水分を取り、不足を防ぐことが疲労回復には大切です。

外気浴や休憩の時間が少ない

外気浴や休憩時間が少ない人もサウナ後に疲れを感じやすい傾向にあるので注意してください。
サウナや水風呂に入ると交感神経が優位になり、体が興奮した状態になってしまいます。
そこで外気浴や休憩をとることで、自律神経は副交感神経に切り替わり、体はリラックスした状態になるのです。

しかし、外気浴や休憩時間を削ってしまうと交感神経が優位になったままなので、体が疲れやすい状態になってしまいます。
また、外気浴や休憩には、水風呂や水シャワーで冷えた体を元の体温に戻す役目もあります。
体が冷えた状態だと血行が悪くなるので疲れが溜まりやすく、さらに免疫力の低下も招くことがあるので注意が必要です。

サウナに長時間入り続けている

長時間サウナに入りっぱなしなのも注意が必要です。
サウナは発汗効果により体をすっきりさせてくれますが、体に負荷をかけてしまっています。

入浴中は大きなエネルギーを消費しているので、入る時間が長ければ長くなるほどエネルギーは消耗し、疲れやすい状態になってしまうのです。
その日の体調に考慮しながら、無理しない程度に時間や入浴回数を調整しましょう。

心身共に安らぐ「プロラボサウナ」がおすすめ!

疲労回復を促すためにサウナに入りたいのであれば、施設選びも重要です。
「プロラボサウナ」は、完全会員制・完全個室のプライベートサウナなので、誰にも邪魔されずにサウナでリラックスすることができます。

国際特許技術を取得している富士溶岩プレートを使ったマグマ式サウナを採用しており、室温65〜70℃、湿度60〜70%となっているのが特徴です。
一般的なサウナと比べて低温で、水蒸気ではなく遠赤外線で暖めているので、息苦しさがなくゆっくり時間をかけて体を温めることができます。
また、遠赤外線効果によってマイナスイオンが発生するので、リラックス効果の高いサウナを体験できます。

今回はサウナに秘められた疲労回復効果や効果的な入り方をご紹介しました。
サウナには肉体的な疲労から精神的な疲労、神経疲労まで緩和してくれる効果に期待できます。

しかし、入り方を間違えると逆効果になってしまうので、ご紹介した入浴方法を参考にサウナを楽しみましょう。
プロラボサウナはリラックス効果の高いサウナなので、疲れを感じている人はぜひトライアル体験からお試しください。